TEL:027-343-6036
高崎市浜川町の循環器内科,呼吸器内科,内科 大山医院 〒370-0081 群馬県高崎市浜川町2242-1
24時間ネット受付

コラム

予防接種 舌下免疫療法 花粉症の方必見 花粉症に効く新しい治療法 AGA 男性型脱毛症でお困りの方 漢方 こんな症状でお悩みの方はこちら コラム
HOME»  コラム»  コラム»  高血圧の2回目のお話

高血圧の2回目のお話

高血圧の2回目のお話

前回に続いて高血圧のお話です。

4. 血圧が高いが症状がないから大丈夫?
血圧が高くても何の症状もないから大丈夫だと、考えている方もいると思います。
診察をしていると、そのように言われることもあります。
しかし、高血圧の場合、ほとんど症状を感じることはありません。
高血圧1/2の法則というのがあります。
高血圧の人のうち、自分が高血圧とわかっている人は、高血圧の全体の半分しかいない、そして高血圧とわかっている人のうち、治療している人はそのまた半分しかいないと言われています。
つまり、高血圧の患者さんのうち、治療している人は4人に1人しかいないと言われています。
そして、高血圧を放置していると、前回に述べたような病気が突然襲いかかってくることになります。

5. 治療内容、降圧の目標
ではどうすればいいのてしょうか。
また、どのくらいまで血圧を下げればいいのでしょうか。
まず生活習慣の改善があげられます。
食塩制限、野菜や果物の摂取とコレステロール制限や飽和脂肪酸の制限、適正体重の維持、適度な運動、アルコール制限、禁煙が基本となります。
しかし、生活習慣の修正は大切なのですが、これだけでは十分血圧が下がらないことが多く、さらに達成と維持が困難な点が限界となっています。
結果として、高血圧の患者さんの多くは、血圧を下げる降圧剤を内服することになります。
多くの高血圧の人について、降圧薬で治療したときと治療しなかったときを比べた臨床研究が多く行われています。
中年者に多い上も下も高い高血圧の人たちについては、治療により脳卒中は40%近く減少し、心筋梗塞は約20%減少、さらに全死亡も13%減少しています。
では、血圧はどこまで下げればよいのでしょうか。
高血圧は140/90mmHg以上ですので、血圧を正常化するには目標値が140/90mmHg未満となります。
ただし、腎臓病や糖尿病の患者さんでは、より低い血圧が腎臓を守るために重要で、目標は130/80mmHg未満となります。
高齢の方も原則は140/90mmHg未満ですが、年齢や自覚症状、血管の状態などへの配慮が必要です。
75歳以上の人や、血圧が下がると調子が悪くなる人などは、少し高めでよいかも知れません。

最後に・・・沈黙の殺し屋といわれるように、高血圧は放置しておくと、恐ろしいですが、ちゃんと治療していれば、恐くありません。いままで血圧を測ったことがないという方は、是非一度血圧を測ってみることをおすすめします。

2017-10-20 10:20:00

コラム

 
PageTop